2)一般的性質と注意点 |
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1.不燃性で、かつ燃焼を妨げる効果
があります。 |
2.空気より重い(約1.5倍)ため、充分な換気が必要です。 |
3.液体が気体に変わると、約500倍の容積に膨らみます。さらに固体から液体に変わると、約750倍の容積になります。 |
4.水に溶けやすく、15℃の水1m3に対して、約1m3の炭酸ガスが溶け込みます。 |
5.液体の炭酸ガスを噴出する際には、多量
の静電気が発生します。可燃物に着火する可能性がありますので、注意が必要です。 |
6.固体の炭酸ガス(ドライアイス)は約-80℃で、液体は-20℃の低温で供給されます。 |
7.液体の炭酸ガスは、高圧ガス保安法の対象になります。気体の場合も1MPa(約10Kg/cm2)G以上の場合は同様です。 |
8.炭酸ガスは濃度が高いと、人体に悪影響を及ぼします。労働安全衛生規則では1.5%以上、および酸素濃度18%未満の所に入ることは禁止されています。 |
9.炭酸ガスが水に溶けると、弱い酸味や弱い刺激性を感じることがあります。 |
10.乾燥状態では腐食性がありませんが、水分に溶け込むと弱酸性になり金属腐食が起こります。 |